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交通事故治療

定期的に来院させる患者さんが、あきらかにつらそうな顔で、足を引きずりながら来院されました。

いつもとは違うようすだったので、話を聞いてみると

「転んだ」

歩くのも辛そうだったので、おそらく骨折などの外傷があるだろうと思い、すぐに調べました。
ですが、転んだ際にぶつけたと思われる場所を調べても、とくに異常はありません。本人も「そのあたりは大丈夫です」とのこと、、、

「じゃあどこが痛いですか?」と聞くと

「足・膝・腰・お尻・背中・首・肩・頭」



今回は違いますが、交通事故などの場合、外からかなり強烈な衝撃・外力が加わるので、反射的に体を守ろうと、全身の筋肉を収縮させて固まってしまうことが多いです。
今回は転んだだけでこれだけの症状を作ってしまいました。交通事故の場合、ムチウチや骨盤や背骨の強い歪みが加わるため、症状はさらに強烈になります。

その患者さんは、骨の調整はせずに手技と低周波治療器で、とにかく筋肉を緩めるように処置をしました。
来た時はかなりぎこちなかった歩き方が、帰りは背筋がまっすぐ伸び、スムーズに歩けるまでには改善していました。


追突などの事故に遭われたかたの場合、強い症状がなくても筋肉の過緊張はでています。数年前のムチウチが症状を作るということもよくあるので、事故に遭われた直後の方はもちろん、昔そういう経験がある方も油断せずにお近くの整骨院へGOGO!

25年4月22日月曜日