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椎間板ヘルニアと骨盤の歪み

足を引きずりながらの患者さんが来院させました。

数年前に病院で椎間板ヘルニアと診断され、経過観察となり、そのまま治療もあまりせず時は流れ、最近ふとしたきっかけで股関節を中心に、足をだすたびに痛みが出るようになり、来院されました。

最近の教育現場に対する造詣がものすごく深い方で、そのあたりの非常に興味深い話を聞きながら、ヘルニアがあると言われた腰の骨周辺はあまり触らずに、お尻の筋肉から、股関節、膝まわりを中心に調整しました。

「学校は基本的な社会のルールを学ぶところで、教育は親がするものだ」   「なるほど!」      
・・・お尻の筋肉を緩めます。

「最近は叱りたくない、子供に嫌われたくないという身勝手な理由で教育しない親が多い」   「ふんふん」     
 ・・・股関節を調整します。

「まったく教育してないのに、18歳になったら、大人なんだからという言い方をするのはおかしい」   「引きこもりの増加の原因でしょうか」     
・・・膝のバランスを整えます。


3日後に来院された時に聞くと、歩くのが楽になったようです。

このように椎間板ヘルニアと診断された方でも、腰以外の部分を調整すると症状が軽くなることもとっても多いです。
最近では、いわゆる髄核脱出型と呼ばれる重度のヘルニアの方以外はお薬や、運動療法で経過を見ることも多いので、そういう方はお近くの整骨院に行ってみるのもいいかもしれませんね。


っていうか、そもそも本当に症状が椎間板ヘルニアからなのかは非常に疑わしいですが・・・