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スポーツでの痛み

スポーツをしていると特有の体の症状がでてきます。

野球肘・テニス肘・ジャンパー膝・ゴルフ骨折などなど

そのなかでも多いのが野球肘テニス肘です。
一般的には使い過ぎによる炎症といわれます。つまり治療するにはスポーツもしくは原因となった動作を減らす以外に道はない。


部活などを頑張る学生にはあまりに酷です。
彼らはまさに命がけで日々練習しているのに!

というわけで、なんとか休む以外の治療法を考えます。
当院では毎度おなじみの関節のずれに着目します。


スポーツ障害の多くは(ねん挫などのけが除く)

特定の動き繰り返し→特定の筋肉の緊張→緊張した筋肉が引っ張って関節ずれる→さらにもっと骨を引っ張る→筋肉の付着部の骨の炎症→痛い

という過程をたどります。

特定の動きが防げないのなら、関節のずれを防いでやろうというわけです。
肘の場合は、前腕(肘から手首まで)の2本の骨がスライドするようにずれます。通常は親指側と小指側の骨が仲良く平行に並んでいるのに、親指側の骨がすりすりと手首側に下がっていきます。

こうなると骨の引っ張りからの炎症が強くなり痛みに変わりやすくなります。
このずれを調整してあげると、痛みは驚くほど軽くなります。


ただぁし!!
だからといってスポーツをバリバリしまっくっていいわけではないのです・・・

ある程度折り合いをつけて練習量を減らすなどをしなければ、延々と症状を繰り返すことになります。

だからといって
炎症だ→練習禁止!

ではあまりにかわいそうですよね。
僕も経験がありますが、痛いから治療するのではなく、練習が満足にできないから治療に来るのです。なのに治療院で逆に練習禁止なんて言われたら、、、


たしかに重いスポーツ障害を治療するのは簡単ではありません。なんせ悪くした原因そのものが目的なんですから。ですが目的と基準を明確にして、計画的に治療すれば必ず復帰できます。

なんにせよスポーツをする方をこれからも応援していきたい!