当院では、骨盤矯正を1回500円でおこなっていますが、これは、体の痛みなどの不調を改善する目的で行っているものです。

1回の値段をかなり安く設定しているのも、目的が矯正することそのものではなく、その状態を体に定着させて、不調のでない体に作り変えることだからです。
要するに回数がかかるためです。


では治療としての骨盤矯正と美容のための骨盤矯正ではなにがちがうのでしょうか。

それは、
治療 → 体のバランスを作り変えること
美容 → 骨の位置そのものを調整し見た目を変えること

その方法も当然変わってきます。

当院では美容の骨盤矯正も希望のある方には行っているので、興味のある方はどうぞ(*´∀`)

30代の男性。
首の痛みで来院されました。

一般的な寝違い症状の場合、首や肩の筋肉を緩めることで症状が改善します。しかしこの方は少し雰囲気がちがいました。

「階段を降りるときにズキンと首に響くんです。」

病院ではレントゲンをとったり、MRIをとっても特に異常は見当たらず、しばらく様子を見ていたがあまりよくなりません。


階段を下りるときに痛むというのは、荷重が足を通って背骨を伝わり首に響くということだと思います。
腰痛もお持ちのようで、骨盤を調べると歪みまくっており

初めは首の骨にはあまり触らず、骨盤の調整を入念に行いました。
2回目の治療のときに様子を尋ねると、

「しばらくは」平気でした。

とのこと、
ですが、治療の方向性が見えたのであとは繰り返しです。

数回治療を行い、多少日数はかかりましたが症状は無事に改善しました。
ついでに慢性的にあった頭痛もなくなったそうです。


骨盤が原因で離れたところが痛むというのも実はありがちです。

実は、なごみ整骨院では外部から先生を招いて、フットケアも行っています。
いわゆる足つぼ療法です。

平(たいら)先生という、中国人の先生を招いての、超本場の台湾式足つぼ療法です。
すごく痛そうなイメージですがとっても気持ちいいです。

僕も受けたことがありますが、足しか触らないのに、肩こりが軽くなったり、視界が明るくなったりとなんだかすごいです。


体の疲れやだるさ、内蔵の不調、足のむくみなどがある方は受けてみてはどうでしょう。

良い姿勢を作るためには、いかに体全体を脱力させるかが大事、ということを書きましたが、言うは易しでかなり難しいです。

体に力を入れている自覚がそもそもないので、そこから脱力してください、と言われても
「?」
となるのは当然です。

ではどうするかと言うと、
やはり日々の使い方を変えていきます。

静止しているときは、前回言ったような重心の位置を考えた座り方、立ち方をします。

動くときは、その関節にとって自然な合理的な動かし方や使い方をしてあげると、それなりに動かしやすく、要するに、筋肉が必要以上に緊張しないように使えます。

たとえば、首を左右に回すときには、普通に回すよりも、ほんの少し、気持ちだけ首を上に持ち上げながら回した方が回しやすいです。
肩を横からあげるときは、手のひらを上に向けながら上げたほうが上がりやすいです。

これらは、体は元々そういうふうな動きをするように作られているのですが、何かしらの理由でそれらが妨げられているため、無意識に動かすときはそういう動かし方ができません。
わざわざ動きにくい動かし方をしてしまい、結果筋肉をどんどん緊張させてしまいます。

アレクサンダーさんという方がこのことに気づき、テクニックとしてまとめ、本にしてあります。その名もアレクサンダーテクニック!
もともと楽器演奏者のためのものらしいですが、治療にも大いに役立てることができます。

興味ある方は読んでみてください。
実践できれば腰痛肩こり大体治ってしまうんじゃないでしょうか。


そのうちまとめてブログにも書いてみようと思います。

仕草や言葉に癖があるように、骨盤の形にもうまれもった癖があるようです。

日常生活で発生する、いわゆる歪みとは違い、もともとの体癖、生まれながらのタイプのようなもので、それにより体格や顔の形のタイプ。さらには性格にまでパターンができるらしい・・・


これは野口整体の野口晴哉さんの著書に詳しく書かれていますが、全10種。みなさんはどれに当てはまるでしょうか

腰椎1番骨盤上下運動タイプ
1種・・・首が長く、昆虫顔、理論的で先生に向いてる
2種・・・ゴリラ顔、イメージ思考の未来志向

腰椎2番骨盤左右運動タイプ
3種・・・なで肩、背中丸い、全体的に丸い、社交的
4種・・・いかり肩、全体的にまっすぐ、ニコニコしてる

腰椎3番骨盤ねじれ運動タイプ
7種・・・ムキムキ、闘争好き
8種・・・下半身太りが悩み、献身的、集団行動苦手

腰椎4番骨盤開閉運動タイプ
9種・・・胸板厚く骨盤小さい、オタク
10種・・・目鼻立ち大きい、世話役、親分肌

腰椎5番骨盤前後運動タイプ
5種・・・肩幅広い、スポーツマン、明るく爽やかで行動的
6種・・・前かがみ、しゃくれアゴ、役者、ヒーローにあこがれる


どうですか?
これらはあくまで「骨盤の形」による分類です。
骨盤のタイプで顔の形や性格にここまで特徴がでるそうです。

それぞれ症状や治療の仕方も微妙に変わってきます。
興味のある方は野口さんの本を読んでみてください。